ラッシュ

あずまんが大王 3年生』を読み終えたと思いきや、Amazonで注文していた本が届いた。実は注文する前までは二冊だったのだが、一作品買うのを忘れていたので三冊に……25日に届いたからアフタもあるし、とても一日では読みきれない。
高橋葉介もののけ草紙』弐巻
諸星大二郎妖怪ハンター』水の巻
天野こずえあまんちゅ!
今回買ったのは上記の三冊。『あまんちゅ!』が発売になっているのをすっかり忘れていた。
あまんちゅ!』は、大まかに言えばダイビングの話だ。言ってしまえば『ARIA』の雰囲気が現代の日本にやってきたというところかな。水上の次は水中というわけだ。そして主人公の担任の先生の火鳥真斗は、作者の代表作である『浪漫倶楽部』の主人公の姉。『ARIA』の時から『浪漫倶楽部』のキャラはちらちらと出ていたんだけど、作者は相当好きなんだな。
全体的に『ARIA』が好きな人ならばすんなり受け入れられるだろう。言い換えれば、それほど飛躍していないということにもなるかもしれないが、1巻ではまだ本格的に潜ってはいないので、大きな評価はもう少し待ちたい。絵の美しさは保証します。
もののけ草紙』の新刊は、ほぼ一年ぶり。手の目の婀娜っぽさにさらに磨きがかかっていて、小兎にも衝撃の事実が……。前の巻からすでに、手の目が女版夢幻魔実也になってきているというのは散々言われていたのだけれども、この巻も幻想的な話が多いので余計感じてしまうね。短気な分もっとたちが悪い……この辺は九段先生に近いかも。
絵も相変わらずかすれ多用の美しい絵だ。この超独特な絵のせいで、最近の作品のアニメ化とかは限りなく難しいのではないかと思ってしまう。映画のほうが良い気がするね、葉介先生も映画好きだし。

妖怪ハンター』水の巻はまだ全部読んでいないので、終わってから書く。この人の作品を読むのは、小説並にパワーを使うんだよ……。

あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS)

あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS)

もののけ草紙 弐 (ぶんか社コミックス)

もののけ草紙 弐 (ぶんか社コミックス)

妖怪ハンター 水の巻 (集英社文庫―コミック版)

妖怪ハンター 水の巻 (集英社文庫―コミック版)