2009-01-01から1年間の記事一覧

不思議の国のアリス

ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』読了。年内はまとめだけ(キリッ とか言いながら、ぎりぎりで読了できたので書いておくことにした。 もはや説明などいらないぐらいに有名な話だけど、ディズニーのですら見ていない自分は何でそこまで読みたくなったかと…

今年一年を振り返って

今年ももう終わり。振り返ってみれば短いようで長かったり、変化が無いようにみえてあったり、落ち込んでみれば喜んだり、内面の変化が結構激しい年でもあった。それはきっと、読書に本格的にのめりこんできたことがあるように思う。またアイリッシュに本腰…

安部公房『R62号の発明・鉛の卵』

安部公房『R62号の発明・鉛の卵』を読了した。昭和二十八年から三十二年に発表された作品を収めた短編集。 結構身構えて読んだのだけど、意外とすんなり読める作品が多くて肩透かしをくらったのだが、「棒」を読むと、キタコレという感情が沸き上がってきた。…

あれもこれも

なぜ年も暮れかけてきてから、こうもやりたいゲームが増えるのだろう。なんといっても、アトラスが続々と新作発表をする始末。今年は、夏ぐらいまで真・女神転生IIIをやって、次に女神転生SJなので、実質買ったソフトは一本。燃費が良すぎる。Twitterにおい…

妖精王

に俺はなる! じゃなくて、ホイッスルでKing of the fairiesの練習を始めた。ホーンパイプという種類の音楽で、リールよりも割合ゆったりとしたリズムで、跳ねるのが特徴。これはダンス曲らしく、四大元素を表しているのだというのをどこかで聞いたけど、確…

幻想世界の住人たちII

健部伸明と怪兵隊『幻想世界の住人たちII』を読了。安部公房を読みますと言っておきながら、気になってしまってそのままIIを読んだのだけど、続き物的な扱いになっていて、カバーしきれなかった地域の補完や、Iと合わせた幻想生物の分布地図まで載っていると…

ローホイッスル購入

ディクソンのLow-D管を購入した。ディクソンのホイッスルは初めて。頭部がポリマー、胴体がアルミ。下のボールペンと比べればわかると思うけど、かなりでかい。当然普通のD管の2倍の長さということになる。上はフルートの頭部管。取り替えるとフルートになる…

幻想世界の住人たち

健部伸明と怪兵隊『幻想世界の住人たち』読了。各地の伝承や神話などに登場する様々な住人にスポットをあてた本。全体的にヨーロッパ寄り、神単体よりは妖精、小人、精霊等、種族としての紹介が多い。 この本を読んでいいと思ったのは、歴史的な事実等と絡め…

タルボ

ギターではない。ダージリンの茶園である。日常用のキャッスルトン茶園のダージリンが切れたので、補充するついでに久しぶりにフルリーフのダージリンを飲もうと考えた。 紅茶にハマりだした頃、キャッスルトンのフルリーフを飲んで感動したのだけど、やはり…

ドグラ・マグラ

夢野久作『ドグラ・マグラ』読了。名前を聞いたことがあるという人は多いかと思う。日本三大奇書の一冊なんて言われていて、読むと発狂してしまう……などと噂されている本である。 ある病室で目を覚ました精神病患者が、自分自身のことを取り戻そうとする過程…

誰がためにカエルは鳴く

しNつDてCめそみませなさMひとむなGきさめりJつとさFTHYふ 召喚費用は76万いくらか。今回は前回と違って5だけをひたすら狙って吟味すればいいだけだったので、非常に楽だった。途中で6が出たのが7回ほどだったので、いかに6が出にくいかがわかるだろうと思う…

よつばと! 9巻

あずまきよひこ『よつばと!』9巻読了。あずまんがの作業のせいか、かなり遅れての単行本。待った……待ったぞ。 今回も非常に楽しく読んだ。特に「ベリーゲラ」で声を出して笑った。この漫画はこれだというのを語りにくい漫画だ。どうやったらこんな話が作れ…

奇声

ここ最近で衝撃を受けたフィンランドのVärttinäのÄijöという曲。聴いてもらえばすぐ異質さがわかるとは思うけど、間奏部分の巻き舌をきかせまくった喋りがもうツボにはまってしまって、声を出して笑ってしまった。 でもこういう狂気的な音楽が作れるってのは…

風に訊け

開高健『風に訊け ザ・ラスト』を読了した。前巻も今年の初めに読んで、感想も書いた記憶はあるんだけど、せっかくなのでふたつまとめて。 週刊プレイボーイでやっていた開高健の人生相談を書籍化したもので、ライフスタイルアドバイスと銘打ってはいるが、…

虫と歌

市川春子『虫と歌』を読み終えた。表題作以外はアフタの誌面で読んでいたのだけれども、4作目が掲載されるぐらいまではそこまで意識している人ではなかった。つまりつい最近までということ。 でも改めて読んでみて、やはり面白いなと思わされた。昆虫であっ…

好きなんだココナッツ

仕込みが終わり、女神転生SJのプレイ時間がようやく落ち着いてきたので、読書と映画にシフト。特に小説はSJのせいでかなりペースが落ちていたのをようやく読み終わった。まだ上巻だけど。 そんな中、ミズキブログが更新されて、仲魔のコンテストとかね……すご…

二重に歩く者

DわすENえにGけうNけせLりGTえけみEおゆけうしんろHしCR794040マッカ ようやくできた。ここ一週間ほど、女神転生SJにおいてこの作業しかしていなかった。今回はちょこっと計算してやればどの程度でALL99に到達するか、そもそもできるのか否かがわかるので、…

ドグマ

映画というカテゴライズは初めてだけど、もうちょい映画を真剣に観ようと思っているのでカテゴリのひとつにしよう。 『ドグマ』を観た。カトリックのあるキャンペーンを利用して天に帰ろうとする堕天使のロキとバートルビーと、ある女性との戦いを描いたコメ…

学芸会

弟の学芸会を見に行ってきた。見る側になると、冷静に出し物を分析するようになってしまう。しかし思ったよりもアンサンブルしてて安心した。 自分の時は、学芸会とは一日滞在する行事だったんだけど、弟の学校は出番の時に行って、終わったら帰る。これは世…

The Seven Stars

最近、新しい曲をやり始めた。The Seven Starsという8分の6拍子のイングランドの曲なんだけれども、こっちの方面はノータッチだから詳しいことやらはわからない。 しかし演奏や譜面を見る限りでは、アイリッシュのジグとそこまで大きな違いはないかな。ただ…

吟味

インド食材店でアタとパパドとクローブのホールを注文した。と思っていたら、最終確認画面でタブを閉じていて、確定になっていなかった。ポルナレフ! クローブはチャイに使おうかと思っている。しかしここのスパイスの安さは本当に素晴らしい。パパドはさっ…

すりこぎ

小さなすりこぎが消えてから、一体どれぐらいの時間が経ったのだろう。それは、チャイを作る際に使うカルダモンの、固い表皮を砕くのに使っていたもので、これがなくては不便極まりない。 キッチン用品のコーナーを探しても大きいものしか見つからず、母親に…

五十六億七千万年後の世界

ばちばちばちっ……夜中にこんな音が窓を叩きつけた。雫のしたたり落ちる音がしないので、非常に嫌な予感に襲われて、恐る恐る窓を開けた。 夜でもはっきりとわかる白い悪魔の到来である。それも明るい夜空を従えての猛吹雪である。翌日はうどんを食べに行く予…

Bizarre Adventure

真・女神転生Strange Journeyをクリアした。プレイ時間は103時間ほど。ラスボスは前回の負けっぷりが嘘のような楽さ。そりゃあ前回の記事のようなアリスを作れば簡単にもなるんだけど、レベル差の命中率補正が今回にもあるらしく、LV65のアリスじゃなかなか…

Alice

アリスといっても玲音の親友ではない。安部公房が芥川賞をとった『S・カルマ氏の犯罪』も、不思議の国のアリスの影響を受けている。自分は単純にアリスという言葉の響きが好きだ。 というわけで、女神転生SJで魔人アリスを仕込んでみた。今回はスキルの継承…

回帰

先日、高橋葉介『夢幻紳士 回帰篇』と中村光『聖☆おにいさん』4巻が届いた。 自分が高橋葉介作品を読み始めたのは、迷宮篇が発売してしばらく経った頃だったので、リアルタイムで買う夢幻紳士はこれが初めて。コミックの値段としてはかなり高いけれど、ハヤ…

iがあれば大丈夫

懸賞でDSiが当たってしまった。何気に今まで懸賞で当たったもので一番いいものかもしれない。あと最小当選者数。カラーは選べないだろうけどすごく嬉しい。 たまに懸賞熱が上がる時があって、ちまちま応募することはある。けれどゲーム関連で当選したのはプ…

ラストスパート

というわけにはいかなかった。女神転生SJのラスボスを拝んできたのだけれど、500削ったかどうかといううちに殺された。これはひどい。 多分ルートごとに終盤のボスは変わってくると思うのだが、自分は終始Neutralを貫いた。Neutralだけのことを話すと、最終…

クランの猛犬

こないだきたアイリッシュ楽器店からのDMに、装飾音のやりかたの紙が入っていたのだけれど、クランだけは考えていたのと違っていた。というのも、カットと同義語だと思っていた。実際はカットを複数の指で素早く行うもの。これを使えば、最低音のDでも音を連…

ヒランヤちょうだい!

相変わらずメガテン漬けの日々。現在はフォルナクスでアリスを倒したところ。まさかのあのコンボで一回負けてしまった。二回目はきっちり対策して割と楽に勝利。 しかしデルファイナス後半あたりから、本来のメガテンらしさが出ているように思う。エリダヌス…