稗田礼二郎の奇妙な冒険

諸星大二郎妖怪ハンター』水の巻を読了した。その名の通り、水にまつわる話が多かった。産女(うぶめ)も、モロ先生にかかるとこんな話になるんだな。しかし地と天と比べると、全体的に地味な話が多いかもしれない。後半は稗田先生は出てないし、ひたすら一地方の民俗学的な部分に終始している感じ。宝船はユニークで面白かった。魔大陸じゃないんだからw
勢いにのって『壺中天』を注文した。モロ先生の古代中国の話は非常に面白いので、今度はこっちを掘り下げたい。妖怪ハンターもあと一冊あるんだけどね。
そろそろ本棚を整理しないとだめかもしれない。一段目は葉介先生、二段目はモロ先生と……四段しか棚がないのに。