ローホイッスル購入


ディクソンのLow-D管を購入した。ディクソンのホイッスルは初めて。頭部がポリマー、胴体がアルミ。下のボールペンと比べればわかると思うけど、かなりでかい。当然普通のD管の2倍の長さということになる。上はフルートの頭部管。取り替えるとフルートになるというやつ。ホイッスルをやっているといつかはロー、そしてアイリッシュフルートへと階段を上っていかなければならないという決まりが、自分の中でできてしまっている。それを抜きにしたって、横笛はロマンなんだよ!
触った感想としてはまず、押さえるのがすごくしんどい。きちんと押さえたつもりの低音がうまくでなかったりと、早速洗礼を受けた感じがするけど、ストレートフィンガーに慣れてないせいもあるだろう。キーレスの縦笛だと、本当に限界の長さという感じがする。しかしこれでもローホイッスルの中では押さえやすいほうで、女性も安心! とかキャッチフレーズがつきそうなほどらしい。
次に、音を出すための消費息量は思ったよりずっと少ない。なので、タンギングなどが強い人だと一つ上の倍音が出ることも。Susatoはどれだけ激しいんだと思わされた。ただし音を維持するための息量はローだけあって結構すごい。これはブレスの量や位置を変えないとしんどい。
フルートにするとどうかというと、非常に音が出しやすく、一発で鳴った。高音も少ない力ですっと上がってくれて、今までファイフでした苦労はなんだったんだと思うばかり。音量もあるし表現がつけやすいので、もしかしたらフルートで使う機会のほうが多くなるかもしれない……。
ちなみにこれを触った後に通常のD管を触ったら、まるでおもちゃのようだった。細いボアのと間違ったかなと思ったほど。適度に両方やらないといかんね。
スローな曲とかをやると最高に映えるし心地よい。King Of The Fairiesあたりを練習してみようかな。