アバタールチューナーをクリア

アバチュをクリアした。まず出た感想は、何で2枚組にせずに単独で発売したのかということ。今はアバチュ2の存在がわかるからいいけど、リアルタイムで買った人はさぞかし肩透かしを食らったことだろうと思う。値段の安さはここから来ているのかな。
ゲームとしては値段以上の価値があった。なんと言ってもプレスターンバトルだし、真3のデータを流用しているので馴染み深い。メガテンかと言われれば否だけど、プレスターンを採用したRPGとして十分な面白さを持っている。
これからというところで終わるので、シナリオは2もプレイしてみないと答えが出せない。ただインドをベースにした世界観はなかなかよかった。ボスもそれに応じたものが多かったし、各トライブの地域の名前はチャクラの箇所になっていて、ストーリーは人体の下から上のチャクラにかけて進むようになっている。音楽も結構良かった。やはり目黒さんはこういう路線が一番なのかな。
ゲームバランスに関してはいいと思ったものの、主人公が死んだらゲームオーバーというわけではないので、突発的な事故で死ぬということはなかった。先制攻撃で自分一人を残して全員沈められた時はあったけどね！　ボスはプレスターンアイコン増殖技あり、7〜8回攻撃ありとかなりはっちゃけている。ただ待ち技が豊富なので、対策がわかれば恐れるほどではなかった。総じて敵の耐性がかなり複雑で、すぐには覚えられないことも多いし、それに加えて弱点のない敵もいるので、特にラスダンあたりはかなりしんどかった。
微妙だと思った点としては、お金が恐ろしいぐらいかかるのがまず挙げられる。マントラを取得するためにお金が必要なのだけど、終盤になると100万マッカ以上は当たり前というのがどんどん出てくる状況なので、最後まで地味な金策は必須。次にちょっと技がインフレ気味な気がする。あのお方やあの人の技まで使えちゃって、雑魚の一掃に役立ちはするんだけど、どうも安易に思ってしまう。あとはスキル数の多さから、終盤のスキル変更が少しだるかった。
2周目はスキルの引き継ぎができるので、かなり楽になると思われる。2周目は当然人修羅目当て。
ちなみにキャラはサーフ、アルジラ、ゲイルで固定していた。他の人はどのキャラの使用頻度が高いのだろうね。

ATLUS BEST COLLECTION DIGITAL DEVIL SAGA ~アバタール・チューナー~